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#60 「介護福祉士国家試験のパート合格」制度について
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こんにちは。インターナショナルワークゲートです。
本HPの「お知らせ」では、技能実習生や特定技能外国人に係る最新情報や、
知っておきたい情報等を不定期で発信しております。
※これまでのお知らせはこちらから
今回は前回に引き続き、在留資格「介護」を得るために立ちはだかる
最大の難関「介護福祉士国家試験」についてです。
パート合格(合格パートの受験免除)が次回第38回試験(2026年1月実施)分からスタートします!
【POINT】
①複数の科目を1つのパートとして合否判定
②試験科目を3パートに分割し、合格基準に達したパートは翌年・翌々年まで受験が免除
③第38回試験は、パート合格導入後初めての試験であることから、全受験者が全パートを受験
④従前同様、1日間で全パートの試験を実施
2回目受験以降の受験時には、既に合格済みのパートを含めた全パート受験か、
不合格パートのみ受験するかを、受験者が選択できます。
※不合格パートの一部パートのみを受験することはできません。
例えば<【合格】Aパート【不合格】B・Cパート>の場合、
翌年試験でBパートだけ受験することや、Cパートだけ受験することはできません。
なお、全パート受験と一部パート受験の受験手数料は一律の金額(18,380円)ですので、
外国人本人の負担を考慮すると、極力少ない回数で合格するのが望ましいと言えますね。
また、合格したパートの受験免除有効期限は、翌々年までですので、
「3年間で1パートずつ合格すればいい」と考えるよりも、
3年目に万が一残りのパートが不合格だった場合のことを考えて、
1年目から2パート分の合格を目指すのが安心です。
何度もお伝えしますが、介護福祉士取得を目指す外国人にとって
独学で「介護福祉士国家試験」に合格することは極めて困難です。
是非、外国人材受入施設様においては、
外国人に寄り添ったサポートをお願いしたいところです。
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IWGでは、こうした情報提供により、
技能実習生や特定技能外国人の安心や安全だけでなく、
外国人受入事業者様の安心にも寄与できればと考えております。
何かお困りごとがあれば、当組合までお気軽にご相談ください